電子部品向けESD対策トレーとは、静電気による部品破損を防ぐ為の導電性能やコンタミ対策として帯電防止加工を施した搬送・保管用トレーのことです。
電子部品の搬送・保管で大きな課題となるのが、静電気によるESD(Electrostatic Discharge)破損です。
ジャパン・プラスは導電性PSと帯電防止PETの2種類の材質で規格品をご用意し、プリント基板・IC・コネクタなど電子部品の現場ニーズに合わせたESD対策トレーをご提案しています。
電子部品は、ごくわずかな静電気でも回路破損や動作不良につながります。搬送や保管時のささいな摩擦や接触でも静電気は発生し、後工程の検査では見つけにくい不良となるケースも少なくありません。
こうしたリスクを抑えるためにも、帯電防止トレーの材質選定は早めにご検討いただきたいポイントです。
表面抵抗値の違いによって、導電性PSと帯電防止PETの2タイプを使い分けています。部品の感度と要求されるESD対策レベルに合わせて、合う材質をご提案いたします。
| 材質 | 表面抵抗値 | 作用イメージ | 適した部品 |
|---|---|---|---|
| 導電性PS | 10³〜10⁵Ω | 電荷を速やかに逃がす | IC・プリント基板・高感度デバイス |
| 帯電防止PET | 10⁹〜10¹¹Ω | 静電気の発生を抑える | 一般電子部品・コネクタ |
ESD破壊に弱いデバイスや、電荷を速やかに逃がしたい現場で選ばれる材質です。 表面抵抗値が低いため、部品がトレーに触れた瞬間に電荷を逃がすことができます。IC・パワーデバイス・センサ類など、一瞬の静電気でも品質影響が出る部品に適しています。
コンタミ対策として静電気の「発生そのもの」を抑えたいケースに適しています。 搬送・取り出し時の摩擦で生じる静電気を抑え、ホコリの吸着も軽減されます。コネクタやスイッチ類など、複数回取り扱う一般部品に適した選択肢となります。
部品スペックや社内規定に「ESDクラス1A」「表面抵抗値 10⁵Ω以下」などの記載がある場合は導電性PS、「静電気対策」「帯電防止」という記述のみの場合は帯電防止PETで十分なケースが多いです。不明な場合は、部品仕様と規定をお聞かせいただければ、適切な材質をご提案いたします。
表面抵抗値や規格要件に合わせて、導電性や帯電防止など、電子部品に適した特殊シートをご提案します。
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